今日もスポンジ！

またまたスポンジつながり...

スポンジって言うと、思い出すのは台所で使ってるやつですよね。
あれは合成スポンジで、もともとは海で採れる海綿なんです。

これが天然海綿










ヨーロッパでは古くから使われていて、
日本で使われていたヘチマと同じ感じかな。

ヘチマは畑で取れるけど、海綿は水中。
これを採るために潜水技術が開発されたんだよ。

最初はすごい。
大きな桶をひっくり返して、たくさんの重りをつけて沈めただけ。
それではすぐに苦しくなるから、次はホースをつなげて船上から手押しポンプで空気を送り続けた。
自転車の空気入れを大きくした感じ。
疲れて手を止めれば空気はこなくなるし、なまじ長く潜れるようになったから潜水病にも侵されるようになった。

そのころの漁師は身体ぼろぼろ、短命だったんだ。
たしかグラン・ブルーの冒頭にもでてたような気がする...

そのうち、潜ることは軍事的価値から研究され、
今のダイビングにつながってるんだよ。
いろんなことが研究で明らかになって、今のダイビングは安全。
長くやってるけど身体も大丈夫。
昔の人じゃなくてよかったよ。

スポンジつながりで、ふと思うことでした。